近鉄大阪線鶴橋・布施間高架橋
発注者 | 近畿日本鉄道(株) |
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対象構造物 | RCラーメン高架橋 |
調査項目 | 形状調査、コンクリート劣化調査、鉄筋径・配置調査 |
近鉄大阪線鶴橋・布施間は昭和12年および31年に各々複線で建設された併設RC高架橋で、兵庫県南部地震以降、順次耐震補強を実施しています。竣功図が不十分なため、柱高を含む構造寸法の測定と鉄筋位置の探査を行なっており、また、コンクリート強度や使用主鉄筋の引張強度・径、帯鉄筋の径・ピッチの調査も実施しています。設計基準については、補強時のレベル2対応の基準に合わせて、一般的な鋼板巻立補強を採用しています。鉄筋量が少なく耐力が不足している場合は樹脂アンカーで鉄筋をフーチング等に定着するとともに、鋼板とも溶接し、防錆コンクリートを施しています。
[RC高架橋]
[耐震補強]